<はじめに>
ここではライソゾーム病患者さんに適応されると考えられる、医療費助成制度をご紹介いたしますが、それぞれの助成制度は各地方自治体で行われていますので、患者さんがお住まいの地域によって、様々な違いが生じる事が考えられます。ここで紹介する医療費助成制度を参考に、お住まいの地域の保健所や福祉課などで相談される事をお勧めいたします。このサイトでは兵庫県伊丹市の例を掲載しております。
 
対象者

国や県、市が指定する難病にかかっている人。
国が定めた「特定疾患治療研究事業」の対象疾患に、ライソゾーム病は認定されています。
ライソゾーム病で認定されている疾患は28疾患です。
疾患名はこちらからどうぞ。。

 
ライソゾーム病の中で先天性代謝異常などに分類される疾患(ゴーシェ病、ポンペ病等)の患者さんで、18歳未満の患者さんは、小児慢性特定疾患を申請する事ができます。
  (伊丹市ホームページより抜粋)
対象者 心身障害者(児)で次に該当する人
身障手帳1〜4級
療育手帳A、B1判定
(老人保健法による医療の受給対象者を除く)
所得制限 本人459.6万円、配偶者・扶養義務者628.7万円
助成と給付 保険診療による自己負担額を助成
   (各自治体によって異なる、例として伊丹市ホームページより抜粋)
対象者 0歳児(出生の日から1歳の誕生日の月末まで) 1歳児〜6歳児(義務教育就学前まで)
所得制限 所得制限なし 保護者460万円
助成と給付 入院=保険診療による自己負担額を助成

外来=保険診療による自己負担額から一部負担金(1割)を除いた額。ただし、同一月に一部負担金の合計額が5,000円を超えた場合、申請により超えた金額を振り込みで返金します。(平成13年6月30日までに出生した幼児は3歳到達月の月末まで一部負担金なし)
   (各自治体によって異なる、例として伊丹市ホームページより抜粋)
対象者 配偶者のいない女子または男子で18歳までの児童を養育する人とその児童、および両親のいない児童
所得制限 本人・扶養義務者・養育者380万円
助成と給付 保険診療による自己負担額を助成